“帰京(かへ)” の例文
旧字:歸京
吾妻は微笑(ほゝゑ)みつ「なに、郷里へ一寸(ちよつと)帰つただけのです、今晩あたり多分帰京(かへ)つた筈です、で、罪名は何とする御心算(おつもり)ですネ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
無残にも芸妓(げいしや)にして仕舞(しま)つたので——其頃兼吉は呉港(くれ)に働いて居たのですが、帰京(かへ)つて見ると其の始末です、私(わたし)も数々(しげ/\)兼吉の相談に与(あづ)かつたのです、一旦(いつたん)婦人の節操を汚がしたるものを娶(めと)るのは
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)