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師表
ふりがな文庫
“師表”の読み方と例文
読み方
割合
しひょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しひょう
(逆引き)
と
褒
(
ほ
)
めるものもある。実業界の巨頭にも拘らず、若い時から品行方正の人だった。近頃、一世の
師表
(
しひょう
)
をもって任じて自叙伝を思い立ったのも、その辺の確信から来ているのかも知れない。
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
おれみたような
無鉄砲
(
むてっぽう
)
なものをつらまえて、生徒の
模範
(
もはん
)
になれの、一校の
師表
(
しひょう
)
と
仰
(
あお
)
がれなくてはいかんの、学問以外に個人の徳化を
及
(
およ
)
ぼさなくては教育者になれないの、と無暗に法外な注文をする。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これには立志伝中の人物、一代の
師表
(
しひょう
)
たる先生の御一文を是非々々仰ぎ上げたいのでございます。
方今
(
ほうこん
)
、
世道
(
せどう
)
日
(
ひ
)
に
衰
(
おとろ
)
え、思想月に
荒
(
すさ
)
み、我等
操觚者
(
そうこしゃ
)
の黙視するに忍びないものが多々ございます、
云々
(
うんぬん
)
。
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
師表(しひょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“師表”の意味
《名詞》
師表(しひょう)
人の師として手本となること。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
“師”で始まる語句
師走
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師
師直
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