“しひょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
師表40.0%
賜氷20.0%
子瓢20.0%
獅豹20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれみたような無鉄砲むてっぽうなものをつらまえて、生徒の模範もはんになれの、一校の師表しひょうあおがれなくてはいかんの、学問以外に個人の徳化をおよぼさなくては教育者になれないの、と無暗に法外な注文をする。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
嘉永版かえいばんの『東都遊覧年中行事とうとゆうらんねんちゅうぎょうじ』にも、『六月朔日ついたち賜氷しひょうせつ御祝儀ごしゅうぎ、加州侯より氷献上、おあまりを町家ちょうかに下さる』と見えている。
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
賜氷しひょうせつ
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
会者、京都の王城、所沢の俳小星、青峰、宵曲しょうきょく、一水、雨葉、しげる、湘海、岫雲しゅううん、みづほ、霜山、今更、たけし、鉄鈴、としを、子瓢しひょう、夜牛、石鼎せきてい
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
と言ってみたものですが、その声がフッとかき消されてしまって、その身は獅豹しひょうに捕えられた斑馬しまうまのように、ずるずると芝生の上を引きずられて行くのを見ます。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)