“模範”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もはん90.9%
モデル9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは社会の指導者または模範もはんともなるような事業であっても、珠盤そろばんとなればいかに勘定かんじょうしても間に合わぬというごときものならば
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「それじゃ僕が教えてやる」と照彦てるひこ様は模範もはんをしめした。ときどき的にあたる。正三君はしばらく見学した後
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
私があの原稿を書く時、頭に浮べていた模範モデルは、十八世紀風の紀行文、筆者の主観や情緒を抑えて、即物的な観察に終始した・ああいう行き方なのだ。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)