トップ
>
己達
>
おれたち
ふりがな文庫
“
己達
(
おれたち
)” の例文
大抵は皆成ろう事なら
家
(
うち
)
に寝ていたい
連中
(
れんじゅう
)
であるけれど、それでも善くしたもので、
所謂
(
いわゆる
)
決死連の
己達
(
おれたち
)
と同じように従軍して、山を
超
(
こ
)
え川を
踰
(
こ
)
え
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
「金が何だ。会社は事業をするために金がいる。己はいらねえ。
己達
(
おれたち
)
夫婦が飯を食って、餓鬼
共
(
ども
)
の学校へ行く
銭
(
ぜに
)
が出せれば好い。金を
溜
(
た
)
めるようなしみったれは江戸子じゃあねえ。」
里芋の芽と不動の目
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ミハイロの罪の無い笑声や、人の好ささうな
眼色
(
めつき
)
が皆の気に入つて、
弄
(
なぶ
)
らずに真面目に
事情
(
わけ
)
を聞出したから、仕事をさせて貰ひたいのだといふと、そんなら
己達
(
おれたち
)
の跡に
随
(
つ
)
いて来なと云ふ。
椋のミハイロ
(新字旧仮名)
/
ボレスワフ・プルス
(著)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“己”で始まる語句
己
己惚
己等
己巳
己斐
己丑
己酉
己亥
己氏
己未