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差対
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さしむか
ふりがな文庫
“
差対
(
さしむか
)” の例文
お三輪も、
恐
(
こわ
)
いには二階が恐い、が、そのまま耳の
疎
(
うと
)
いのと
差対
(
さしむか
)
いじゃなお
遣切
(
やりき
)
れなかったか、また
袂
(
たもと
)
が重くなって、
附着
(
くッつ
)
いて
上
(
あが
)
ります。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その時はお蔦の
機知
(
さそく
)
で、柔
能
(
よ
)
く
強
(
ごう
)
を制することを得たのだから、
例
(
いつも
)
なら、いや、女房は持つべきものだ、と
差対
(
さしむか
)
いで祝杯を挙げかねないのが、冴えない顔をしながら、湯は込んでいたか、と聞いて
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置