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川風
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かわかぜ
ふりがな文庫
“
川風
(
かわかぜ
)” の例文
鬼
(
おに
)
七と呼ばれてはいるが、
名前
(
なまえ
)
とはまったく
違
(
ちが
)
った、すっきりとした
男前
(
おとこまえ
)
の、
結
(
ゆ
)
いたての
髷
(
まげ
)
を
川風
(
かわかぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かせた
格好
(
かっこう
)
は、
如何
(
いか
)
にも
颯爽
(
さっそう
)
としていた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
去年の夏頃からこの
稼場
(
かせぎば
)
に姿を見せ初め、
川風
(
かわかぜ
)
の身に浸む秋も早く過ぎ、手袋した手先も
凍
(
こごえ
)
るような冬になっても毎夜休まずに出て来るので、今では女供の中でも一番古顔になっている。
吾妻橋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
川風
(
かわかぜ
)
顎十郎捕物帳:12 咸臨丸受取
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“川風”の解説
川風(かわかぜ)とは、河川の周辺で見られる特徴的な風のこと。河風、江風とも。
一般的には、周囲に比べて涼しく湿っておりひんやりとした、川辺の空気でできた風を指す。学術的には、川から川岸や陸地へ、あるいは川岸や陸地から川へと風向が変わる風と、川の水面の上を上流や下流に向かって流れる風との2種類がある。
(出典:Wikipedia)
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“川”で始まる語句
川
川面
川柳
川上
川岸
川下
川原
川越
川端
川辺