トップ
>
巒
ふりがな文庫
“巒”の読み方と例文
読み方
割合
らん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らん
(逆引き)
遠く北國の方から來て、北美濃と東淺井郡との境を長城の如く堅めてゐる山脈は北の方に
抽
(
ぬき
)
んでゝ高く、深い
巒
(
らん
)
氣を付けてゐるのが金糞ヶ岳といふのであらう。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
言語は
元
(
もと
)
より多端なり。
山
(
さん
)
と云ひ、
嶽
(
がく
)
と云ひ、
峯
(
ほう
)
と云ひ、
巒
(
らん
)
と云ふ。義の同うして字の異なるを用ふれば、即ち意を隠微の
間
(
かん
)
に
偶
(
ぐう
)
するを得べし。
大食
(
おほぐら
)
ひを
大松
(
だいまつ
)
と云ひ
差出者
(
さしでもの
)
を
左兵衛次
(
さへゑじ
)
と云ふ。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
巒(らん)の例文をもっと
(2作品)
見る
巒
漢検1級
部首:⼭
22画
“巒”を含む語句
翠巒
重巒
山巒
群巒
巒気
峰巒
峯巒
青巒
嶂巒
巒々
巒影
層巒
巒色
巒際
林巒
翆巒
山巒重畳
山巒松声
“巒”のふりがなが多い著者
近松秋江
芥川竜之介