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山境
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やまざかい
ふりがな文庫
“
山境
(
やまざかい
)” の例文
甲斐
(
かい
)
の
東端
(
とうたん
)
、
北武蔵
(
きたむさし
)
との
山境
(
やまざかい
)
にある、
御岳神社
(
みたけじんじゃ
)
の
紅葉
(
こうよう
)
の
季節
(
きせつ
)
にあたって、
万樹紅焔
(
まんじゅこうえん
)
の
広前
(
ひろまえ
)
で、毎年おこなわれる
兵学大講会
(
へいがくだいこうえ
)
に、ことしは、
大久保石見守長安
(
おおくぼいわみのかみながやす
)
が
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あらためていうまでもなく、ここは
御岳
(
みたけ
)
のお
止山
(
とめやま
)
で、
足踏
(
あしぶ
)
みのならないところだのに、ふたりはその
禁制
(
きんせい
)
を気づかずに、どこの
山境
(
やまざかい
)
から
迷
(
まよ
)
いこんできたのであろう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これから武蔵へかかる
山境
(
やまざかい
)
は、
姥子
(
うばこ
)
、
鳴滝
(
なるたき
)
、
大菩薩
(
だいぼさつ
)
、
小仏
(
こぼとけ
)
、
御岳
(
みたけ
)
、四
顧
(
こ
)
、
山
(
やま
)
また山を見るばかりの道である。すきな子供のむれに取りまかれることがいたってまれだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車