“屋根形”の読み方と例文
読み方割合
やねがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この大きい絵看板（ゑかんばん）を蔽（おほ）ふ屋根形（やねがた）の軒（のき）には、花車（だし）につけるやうな造（つく）り花（ばな）が美しく飾りつけてあつた。
すみだ川 (新字旧仮名) ／ 永井荷風(著)
石の頂に屋根形（やねがた）の飾りが載せてあって、英字で姓名及び官名。それに忌辰（きしん）が刻してある。石の傍にあまり大きくない一株の梅があって、その枝には点々として花がさいていた。
墓畔の梅 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)