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尾部
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びぶ
ふりがな文庫
“
尾部
(
びぶ
)” の例文
そして、まもなく戦車の
尾部
(
びぶ
)
が土中にかくれ、あとは
崩
(
くず
)
れ
穴
(
あな
)
だけになったが、その穴からは、もくもくと赤土が送り出されてきた。
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
これでは困るから、人工重力装置を働かせて、この艇内の
尾部
(
びぶ
)
の方に向けて、万有引力と同じくらいの人工重力が物をひっぱるようにする。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
把手
(
クランプ
)
をまわして見ると、宇宙艇の
尾部
(
びぶ
)
に明かにそれと読みとれる日の丸の旗印と、相良の会社の銀色マーク。私は
歎息
(
たんそく
)
した。
空中墳墓
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しきりに
尾部
(
びぶ
)
からガス噴射をしているんだが、
速度
(
スピード
)
計の針はじっと一所に固定してしまって、一目盛も前進しない。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
尾部
(
びぶ
)
からと、
翼端
(
よくたん
)
からと、黄いろをおびたガスが、滝のようにふきだし、うしろにきれいな
縞目
(
しまめ
)
の雲をひいている。そしてぐんぐん空高くまいあがっていく。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
そのとき、
繋
(
つな
)
いであった新宇宙艇の
尾部
(
びぶ
)
から、ドッと白い煙が上ったと思うと、艇は突然ユラユラと頭部をふると見る間に、サッと空に飛び上ってしまった。
月世界探険記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もちろんプロペラはないから、
尾部
(
びぶ
)
からはきだす
噴気
(
ふんき
)
の反動によって前進滑走した。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“尾”で始まる語句
尾
尾行
尾鰭
尾籠
尾羽
尾張
尾上
尾花
尾張町
尾州