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小躯
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しょうく
ふりがな文庫
“
小躯
(
しょうく
)” の例文
と、その短身
小躯
(
しょうく
)
な風采と、それに似ない大胆不敵ぶりとを、
怪訝
(
いぶか
)
り合って
騒
(
ざわ
)
めいているもののようであった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その俊敏な
小躯
(
しょうく
)
を、或いは軒の下、天水桶の蔭、辻の向う前、ひらりひらりと泳いで渡る机竜之助の如く、戸の透間から幻となって立ち出づる妖術(?)こそ知らないが、米友としても
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
生れつき余り丈夫でもない肉体なのに、この
矮短
(
わいたん
)
な一
小躯
(
しょうく
)
をもっても、それに
剋
(
か
)
って来られただけの意志を作っておいてくれた幼少時の貧苦と、世路の逆境にも、
沁々
(
しみじみ
)
ありがたさを思う日もあった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飛燕
(
ひえん
)
の
小躯
(
しょうく
)
に観衆はわき立ち、
李逵
(
りき
)
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父