小牛こうし)” の例文
やがて主人しゅじんばれて出てきたしっぺい太郎たろうますと、小牛こうしほどもあるいぬで、みるからするどそうなきばをしていました。
しっぺい太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そこへまた、なにかみなりのやうに怒鳴どなこえがしたかとおもふと、小牛こうしほどもあるかたこほりかたまりがピユーツとちてきて、真向まつこうからラランのからだをばした。
火を喰つた鴉 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)