“小牛田”の読み方と例文
読み方割合
こごた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽車が宮城県の小牛田こごたに、大雨の中をあえぎ喘ぎ滑り込んだのは、最早夜の十時を過ぎてからでした。
即ち今の登米とめ郡の登米とよまという北上川沿岸の地から出張し、子の弥一右衛門清久は大崎の古河城、今の小牛田こごた駅より西北の地から出張して、佐沼の城の後詰を議したところ
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
とにかくこの汽車で終点の小牛田こごたまで行き、東北本線では青森市のずっと手前で下車を命ぜられるといううわさも聞いているし、また本線の混雑はよほどのものだろうと思われ
たずねびと (新字新仮名) / 太宰治(著)