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小牛田
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こごた
ふりがな文庫
“
小牛田
(
こごた
)” の例文
汽車が宮城県の
小牛田
(
こごた
)
に、大雨の中を
喘
(
あえ
)
ぎ喘ぎ滑り込んだのは、最早夜の十時を過ぎてからでした。
奇談クラブ〔戦後版〕:17 白髪の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
即ち今の
登米
(
とめ
)
郡の
登米
(
とよま
)
という北上川沿岸の地から出張し、子の弥一右衛門清久は大崎の古河城、今の
小牛田
(
こごた
)
駅より西北の地から出張して、佐沼の城の後詰を議したところ
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
とにかくこの汽車で終点の
小牛田
(
こごた
)
まで行き、東北本線では青森市のずっと手前で下車を命ぜられるという
噂
(
うわさ
)
も聞いているし、また本線の混雑はよほどのものだろうと思われ
たずねびと
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
小牛田
(
こごた
)
で東北本線に乗り換え、
瀬峯
(
せみね
)
まで行ってから軽便鉄道で
築館
(
つきたて
)
まで行き、そから高清水まで歩くとなると、乗り換え時間の都合や何かで、三時間ぐらいで行けるかどうかわからなかった。
栗の花の咲くころ
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
午後一時半に、
小牛田
(
こごた
)
行きの汽車が白河駅にはいりましたので、親子四人、その列車の窓から
這
(
は
)
い込みました。前の汽車と違って、こんどの汽車は、ものすごく混雑していました。
たずねびと
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
▼ もっと見る
そこで降りて、二時間プラットホームで待って、午後一時半、さらに少し北の
小牛田
(
こごた
)
行きの汽車に乗った。窓から乗った。途中、
郡山
(
こおりやま
)
駅爆撃。午後九時半、小牛田駅着。また駅の改札口の前で一泊。
十五年間
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“小牛”で始まる語句
小牛
小牛等
小牛健児