“こごた”の漢字の書き方と例文
語句割合
小牛田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小牛田こごたで東北本線に乗り換え、瀬峯せみねまで行ってから軽便鉄道で築館つきたてまで行き、そから高清水まで歩くとなると、乗り換え時間の都合や何かで、三時間ぐらいで行けるかどうかわからなかった。
栗の花の咲くころ (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
午後一時半に、小牛田こごた行きの汽車が白河駅にはいりましたので、親子四人、その列車の窓からい込みました。前の汽車と違って、こんどの汽車は、ものすごく混雑していました。
たずねびと (新字新仮名) / 太宰治(著)
そこで降りて、二時間プラットホームで待って、午後一時半、さらに少し北の小牛田こごた行きの汽車に乗った。窓から乗った。途中、郡山こおりやま駅爆撃。午後九時半、小牛田駅着。また駅の改札口の前で一泊。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)