トップ
>
小技
>
こわざ
ふりがな文庫
“
小技
(
こわざ
)” の例文
戦場では、平常の
小技
(
こわざ
)
の稽古などは、役には立たぬ。——武器は、体に扱える程度に、長いほど利である。殊に、槍には、突く手、
撲
(
なぐ
)
る手、引く手の、三益がある。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眸
(
ひとみ
)
の真ン中を刺したら、初めて、敵を盲目にすることが出来るだろうが、それにしても、致命的なものではない。そんな婦女子のする
小技
(
こわざ
)
が、どうして発達するいわれがあろうと
反駁
(
はんばく
)
する。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹刀
(
しない
)
打ちの
小技
(
こわざ
)
や、免許取りに、
憂
(
う
)
き
身
(
み
)
を
窶
(
やつ
)
す遊芸ではござらぬぞ
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
技
常用漢字
小5
部首:⼿
7画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父