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小姓組
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こしょうぐみ
ふりがな文庫
“
小姓組
(
こしょうぐみ
)” の例文
陣
(
じん
)
をくずした
小姓組
(
こしょうぐみ
)
の者をいつのまにかとびこえたのであろう、
木隠
(
こがくれ
)
は
白球
(
はっきゅう
)
を手に、
菊池半助
(
きくちはんすけ
)
は
紅球
(
こうきゅう
)
を手にして、
最初
(
さいしょ
)
の
位置
(
いち
)
に立っている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「家族とは
往
(
ゆ
)
き来を致しませんけれど、弟の順之助が
小姓組
(
こしょうぐみ
)
に召された、ということを聞きました」とさえが云った、「子供も二人めが生れたそうでございます」
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
すなわち上等は儒者、医師、
小姓組
(
こしょうぐみ
)
より
大臣
(
たいしん
)
に至り、下等は
祐筆
(
ゆうひつ
)
、
中小姓
(
なかごしょう
)
(旧厩格)
供小姓
(
ともごしょう
)
、
小役人
(
こやくにん
)
格より
足軽
(
あしがる
)
、
帯刀
(
たいとう
)
の者に至り、その数の割合、上等は
凡
(
およ
)
そ下等の三分一なり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「では、そのお
小姓組
(
こしょうぐみ
)
のおまえが、どうしてこんな
屋根上
(
やねうえ
)
から、おやかたのなかへはいろうとしますか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
振り向いて、彼はふいに、うしろの
小姓組
(
こしょうぐみ
)
の騎馬群へ、どなった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
浜松城
(
はままつじょう
)
の
小姓組
(
こしょうぐみ
)
には、こんなきたない
小僧
(
こぞう
)
はいない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信長の
小姓組
(
こしょうぐみ
)
、前田
犬千代
(
いぬちよ
)
日本名婦伝:太閤夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“小姓組”の解説
小姓組(こしょうくみ)は、江戸幕府に設けられた職制の一つ。徳川将軍の馬廻衆(親衛隊)としての高い格式を持ち、同様の書院番と共に両番と称された。五番方(書院番、小姓組、大番、小十人、新番)に数えられる軍事部門の職制であり、大番、小十人、新番よりも上に置かれた。小姓組の番士には幕府内での出世(両番家筋)の道が開かれていた。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
姓
常用漢字
中学
部首:⼥
8画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“小姓”で始まる語句
小姓
小姓頭
小姓溜
小姓与
小姓勤
小姓君
小姓町
小姓衆