“こしょうぐみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小姓組71.4%
小姓与14.3%
扈従組14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「家族とはき来を致しませんけれど、弟の順之助が小姓組こしょうぐみに召された、ということを聞きました」とさえが云った、「子供も二人めが生れたそうでございます」
滝口 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
坂崎五左衛門、速水勝左衛門、八番には手廻てまわり小姓与こしょうぐみ、九番には馬廻、十番には後備あとそなえ関勝蔵、都合其勢六千余騎、人数多しというのでは無いが、本国江州以来、伊勢松坂以来の一族縁類
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「三月経ってからいらしったのでしょう、御馬廻りと扈従組こしょうぐみ喧嘩けんかに、……両方から三十人ずつも出て決闘をしたんですってね、貴方はそのとき三月も経ってから、ほほほほ」
百足ちがい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)