“小夜衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さよぎぬ50.0%
さよごろも50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小夜衣さよぎぬと改めしか是も突出つきだし其日より評判もつともよかりければ日夜の客絶間たえまなく全盛ぜんせい一方ならざりけり茲に神田三河町にしち兩替渡世を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そのおかげで、わたしは七歳にして、もうおその六三ろくさの“誓いは二世と三世相”や、小夜衣さよぎぬ千太郎の“秋のかわずの声枯れて”などを無心に暗記するようになった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
さては便りあしからずと存じて、御返事はいかがと忍びやかに御催促申せば、重きが上の小夜衣さよごろもとばかり仰せられて、そのまま奥へ……。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
小夜衣さよごろも
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)