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小壜
ふりがな文庫
“小壜”の読み方と例文
読み方
割合
こびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こびん
(逆引き)
彼は傷ついた
鳩
(
はと
)
のごとく、ややもすると狭心症の発作に悩まされがちなので、常住ポケットにジキタリスの
小壜
(
こびん
)
を用意することを忘れなかった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
引出しが一つ一つ、ヒョコヒョコ脱け出して飛行機の操縦のようなことをすると、中に入っていた
洋紙
(
ようし
)
や薬品の
小壜
(
こびん
)
などが、花火のように空中に乱舞する。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
涼しい食物の
皿
(
さら
)
が五つ六つ並んで、腹の減った小初が
遠慮
(
えんりょ
)
なく箸を上げていると、貝原はビールの
小壜
(
こびん
)
を大事そうに飲んでいる。ぽつぽつ父親の
噂
(
うわさ
)
を始めた。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
小壜(こびん)の例文をもっと
(8作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
壜
漢検1級
部首:⼟
19画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小壜”のふりがなが多い著者
村井弦斎
パウル・トーマス・マン
徳田秋声
中里介山
海野十三
菊池寛
岡本かの子