“小地震”の読み方と例文
読み方割合
しようぢしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京邊とうきようへんおこ普通ふつう小地震しようぢしんは、大抵たいてい四十粁しじゆうきろめーとるくらゐふかさをもつてゐるから、かような地震ぢしんがわれ/\の直下ちよつかおこつても、初期微動繼續時間しよきびどうけいぞくじかんは五・三秒程びようほどになる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
讀者どくしや小地震しようぢしん場合ばあひおいて、初期微動しよきびどう主要動しゆようどう明確めいかく區別くべつして感得かんとくせられたことがあるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかしながら、それがありふれた小地震しようぢしんだと判斷はんだんされたならば、泰然自若たいぜんじじやくとしてゐるのも一法いつぽうであらうけれども、これはあまりに消極的しようきよくてき動作どうさであつて、著者ちよしや地震國ぢしんこく小國民しようこくみんむかつて希望きぼうするところでない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)