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寝醒
ふりがな文庫
“寝醒”のいろいろな読み方と例文
旧字:
寢醒
読み方
割合
ねざ
71.4%
ねざめ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねざ
(逆引き)
「無駄だよ、
止
(
よ
)
すがいい。それに亭主の死骸の
側
(
そば
)
で手荒なことをしちゃ、いかに御用でも
寝醒
(
ねざ
)
めがよくねえ」
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お浜とても、今まで
寝醒
(
ねざ
)
めのよいことばかりはなかったのですが、今という今、苦しがる郁太郎の
面
(
かお
)
に文之丞の
末期
(
まつご
)
の色がある。天井で
噪
(
さわ
)
ぐ鼠の音、それが文之丞の声。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
寝醒(ねざ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ねざめ
(逆引き)
これはあの時の騒ぎから、ともかく道庵を手錠町内預けまでにしてしまったのだから、鰡八の方でも
寝醒
(
ねざめ
)
が悪く、多少謹慎しているものと思われます。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかし恩のある人に済まぬ不義理をして死ぬまで
寝醒
(
ねざめ
)
が悪いのは、損をした昔を思い出すより
欝陶
(
うっとう
)
しいかも知れぬ。いずれにしても若いうちは二度とは来ない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寝醒(ねざめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
醒
常用漢字
中学
部首:⾣
16画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆
“寝醒”のふりがなが多い著者
中里介山
徳田秋声
夏目漱石
海野十三
萩原朔太郎
野村胡堂