“密売”のいろいろな読み方と例文
旧字:密賣
読み方割合
ひつぱり50.0%
みつばい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何だ手前てめえおつかあは毎晩四の橋へ密売ひつぱりに出るくせしやがつて……」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
浴盤よくばんには馬鈴薯じやがたらいも投込なげこんであるような始末しまつ代診だいしん会計かいけい洗濯女せんたくおんなは、患者かんじゃかすめてなんともおもわぬ。はなしにはさき院長いんちょうはまま病院びょういんのアルコールを密売みつばいし、看護婦かんごふ婦人患者ふじんかんじゃ手当次第てあたりしだいめかけとしていたとう。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)