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密勅
ふりがな文庫
“密勅”の読み方と例文
読み方
割合
みっちょく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みっちょく
(逆引き)
なぜならば、彼の手許には、後白河法皇の
密勅
(
みっちょく
)
が、それより幾日か前に人知れず届いていた筈であるから。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公卿
(
くげ
)
と武家との仲を
斡旋
(
あっせん
)
したり、禁裡様から水戸藩へ下されましたところの、
密勅
(
みっちょく
)
の写しを手に入れて、吉之助様のお手へお渡しになったりして、国事にご奔走なさいましたところの
犬神娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
八月、
家茂
(
いえもち
)
将軍となる〔昭徳公〕。一橋党
悉
(
ことごと
)
く罪せらる。八月、
密勅
(
みっちょく
)
水戸に下る。九月、
間部詮勝
(
まなべあきかつ
)
京都に入る。
梁川星巌
(
やながわせいがん
)
死す。梅田、頼その他の志士
縛
(
ばく
)
に
就
(
つ
)
くもの前後相接す。十一月、松下義塾血盟。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
密勅(みっちょく)の例文をもっと
(4作品)
見る
“密勅”の意味
《名詞》
密勅(みっちょく)
秘密に出される勅命や勅旨。
(出典:Wiktionary)
“密勅(
勅
)”の解説
勅(ちょく/みことのり)は、天子(皇帝・天皇)の命令、またはその命令が書いてある文書。特にこの文書形式のものを勅書(ちょくしょ)と言う。なお、秘密裏に行われるものを密勅(みっちょく)という。
(出典:Wikipedia)
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
勅
常用漢字
中学
部首:⼒
9画
“密勅”の関連語
勅諚
勅命
勅撰
勅諭
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密告
密偵
密通
密林
密雲
密接
“密勅”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
吉川英治
国枝史郎