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密勅
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みっちょく
ふりがな文庫
“
密勅
(
みっちょく
)” の例文
なぜならば、彼の手許には、後白河法皇の
密勅
(
みっちょく
)
が、それより幾日か前に人知れず届いていた筈であるから。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公卿
(
くげ
)
と武家との仲を
斡旋
(
あっせん
)
したり、禁裡様から水戸藩へ下されましたところの、
密勅
(
みっちょく
)
の写しを手に入れて、吉之助様のお手へお渡しになったりして、国事にご奔走なさいましたところの
犬神娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
八月、
家茂
(
いえもち
)
将軍となる〔昭徳公〕。一橋党
悉
(
ことごと
)
く罪せらる。八月、
密勅
(
みっちょく
)
水戸に下る。九月、
間部詮勝
(
まなべあきかつ
)
京都に入る。
梁川星巌
(
やながわせいがん
)
死す。梅田、頼その他の志士
縛
(
ばく
)
に
就
(
つ
)
くもの前後相接す。十一月、松下義塾血盟。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
○同八月八日、
密勅
(
みっちょく
)
水戸に下る(大獄の近因)。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
「
密勅
(
みっちょく
)
です」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“密勅”の意味
《名詞》
密勅(みっちょく)
秘密に出される勅命や勅旨。
(出典:Wiktionary)
“密勅(
勅
)”の解説
勅(ちょく/みことのり)は、天子(皇帝・天皇)の命令、またはその命令が書いてある文書。特にこの文書形式のものを勅書(ちょくしょ)と言う。なお、秘密裏に行われるものを密勅(みっちょく)という。
(出典:Wikipedia)
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
勅
常用漢字
中学
部首:⼒
9画
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密告
密偵
密通
密林
密雲
密接