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宿舎
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やど
ふりがな文庫
“
宿舎
(
やど
)” の例文
うまく品川の
宿舎
(
やど
)
から、こけ猿の壺を盗み出したのに、途中でそれをうばって逃げ出したのが、あのチョビ安。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
朱実は、すぐ息をふき
甦
(
かえ
)
した。清十郎は
宿舎
(
やど
)
の者に負わせて、人目から逃げるように旅舎へ帰って行った。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
駐屯基地の兵隊
宿舎
(
やど
)
や、帰還部隊のテント・シティで顔を売った大物だったが、二代目は、住宅地区の家族ハウスや、独身将校の収用住宅のほうを専門にやり、この家にも、いぜん
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
二人の話しぶりはきわめて卒直であるものの
今宵
(
こよい
)
初めてこの
宿舎
(
やど
)
で出合って、何かの
口緒
(
いとぐち
)
から、二口三口
襖越
(
ふすまご
)
しの話があって、あまりのさびしさに六番の客から押しかけて来て、名刺の交換が済むや
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“宿舎”の意味
《名詞》
宿舎(しゅくしゃ)
宿泊をする所。
職員が居住するための住宅。
(出典:Wiktionary)
“宿舎(
寄宿舎
)”の解説
寄宿舎(きしゅくしゃ)は、企業や学校などが設置する、労働者または学生・生徒・児童などが共同生活をするための施設である。
(出典:Wikipedia)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾