トップ
>
家憲
ふりがな文庫
“家憲”の読み方と例文
読み方
割合
かけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけん
(逆引き)
「されば、名残の宴でもある。
藩祖
(
はんそ
)
が阿波の国を賜うて以来、
上府
(
じょうふ
)
帰国の船中では、太守を初め
水夫楫主
(
かこかんどり
)
、一滴の酒をねぶることもゆるさぬ
家憲
(
かけん
)
でござりますゆえ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雲井に近きあたりまで出入することの出来る立身出世——
玉
(
たま
)
の
輿
(
こし
)
の風潮にさそわれて、
家憲
(
かけん
)
厳しかった家までが、
下々
(
しもじも
)
では一種の
見得
(
みえ
)
のようにそうした家業柄の者を
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
要するに、
双方
(
そうほう
)
全く同じ註文です。そこで私達は何事があっても夫婦同時に憤らないという
家憲
(
かけん
)
を
拵
(
こしら
)
えました。これを今日に至るまで忠実に守っています。独り相撲は取れません。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
家憲(かけん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“家憲”の意味
《名詞》
代々その家で遵守すべきおきて。家法。家訓。
(出典:Wiktionary)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
憲
常用漢字
小6
部首:⼼
16画
“家憲”の関連語
家法
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭
“家憲”のふりがなが多い著者
佐々木邦
吉川英治
長谷川時雨