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宙乗
ふりがな文庫
“宙乗”のいろいろな読み方と例文
旧字:
宙乘
読み方
割合
ちゅうの
50.0%
ちゅうのり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゅうの
(逆引き)
「鼠どころじゃございません。
御雑煮
(
おぞうに
)
を食べて踊りをおどるんですもの」と妻君は飛んだところで旧悪を
暴
(
あば
)
く。吾輩は
宙乗
(
ちゅうの
)
りをしながらも少々極りが悪かった。迷亭はまだ吾輩を
卸
(
おろ
)
してくれない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しばらくそこで
宙乗
(
ちゅうの
)
りをして待っていろ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宙乗(ちゅうの)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちゅうのり
(逆引き)
源内先生が、
宙乗
(
ちゅうのり
)
をしていられる。
風鐸
(
ふうたく
)
を修繕するだけのためだから、足場といっても
歩板
(
あゆび
)
などはついていない、
杉丸
(
すぎまる
)
を組んだだけの、極くざっとしたもの。
平賀源内捕物帳:萩寺の女
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
天井へ
宙乗
(
ちゅうのり
)
でもするように、ふらふらふらふら、山から山を
経歴
(
へめぐ
)
って……ええちょうど昨年の今月、日は、もっと末へ寄っておりましたが——この
緋葉
(
もみじ
)
の
真最中
(
まっさいちゅう
)
、草も雲も
虹
(
にじ
)
のような彩色の中を
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
宙乗(ちゅうのり)の例文をもっと
(2作品)
見る
宙
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“宙”で始まる語句
宙
宙天
宙吊
宙外
宙返
宙宇
宙釣
宙外君
宙乘
宙有
“宙乗”のふりがなが多い著者
久生十蘭
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花