“御雑煮”の読み方と例文
読み方割合
おぞうに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町井さんは、もうだいぶん病気がよくおなりだから、明日あしたはきっと御雑煮おぞうにが祝えるに違ないと云って余を慰めた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
クリスマスと新年の祝いも、いつしか過ぎ去りまして、はや今日は二十日はつか正月となりました。昨年さくねんの御正月には、御なずかしき御家に上りまして、御雑煮おぞうにの御祝いに預りました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「もうじき御正月ね。あなた御雑煮おぞうにいくつ上がって」と聞いた事もあった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)