“宙有”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、彼はくうつかんだのである。その幼児がいつも宙有ちゅううに浮いてゐた。神話のやうに奇妙な光景だつた。色せた幼児がいつも明子のまぶたに斜めの空間に浮いてゐた。
青いポアン (新字旧仮名) / 神西清(著)