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じおん
ふりがな文庫
“
字音
(
じおん
)” の例文
自分は
字音
(
じおん
)
仮名づかいを父に習ったばかりで、これまで定まった師匠に就いて学んだことはない。いわば我流でお恥ずかしいと言った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ボッカは文字に書くと歩荷、古い日本語ではカチニといっていたのを、いつの頃よりかしゃれて
字音
(
じおん
)
で呼ぶようになっているのである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
和名
(
わめい
)
として
今日
(
こんにち
)
わが
邦
(
くに
)
では、芍薬をシャクヤクと
字音
(
じおん
)
で呼んでいることは、だれもが知っているとおりであるが、しかし昔はこれをエビスグサ、あるいはエビスグスリと
称
(
とな
)
え
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
卒業の折はもう平和
克復
(
こくふく
)
していたけれど、戦後の不景気という奴が、私達につき纏った。唯さえ
字音
(
じおん
)
「飯が食えん」に通じる明治学園の出身だ。就職口が絶対にない。皆困った。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
日本の最初の
口言葉
(
くちことば
)
では、それを何といったのか明らかでないが、少なくとも今のようにカンショクという人はもとはなく、ケンズイと
字音
(
じおん
)
で呼んだのが古いことであった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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私達の母校明治学園は
字音
(
じおん
)
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“字音”の意味
《名詞》
日本語に定着した漢字の発音。
(出典:Wiktionary)
“字音(音読み)”の解説
音読み(おんよみ)とは、日本語における漢字の字音による読み方である。
(出典:Wikipedia)
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“字”で始まる語句
字
字面
字引
字彙
字架
字名
字義
字書
字形
字幕