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婢
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ねえ
ふりがな文庫
“
婢
(
ねえ
)” の例文
「では、後からお
銭
(
あし
)
と籠を
婢
(
ねえ
)
やに持たしてあげますから、そろそろのぼつていらつしやい。」と、妻が病後の子供をかかへあげた。
蜜柑山散策
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
諏訪 そんなんじゃァ、お土産は
婢
(
ねえ
)
やの方へ回さなきゃァ。
華々しき一族
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
そこへ
婢
(
ねえ
)
やが、竹籠と白いずつくの坊やの鞄を持つて息せき切つて来る。竹籠の中に封筒が入れてある。一円はひつて居りますと云ふ。
蜜柑山散策
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
昌允 (二階へ向いて怒鳴る)
婢
(
ねえ
)
やはいませんよ。
華々しき一族
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
藷畑は遠さうだし、何処の蜜柑山の傍だかわからないので、麦畑の左にうち展いたあたりから
婢
(
ねえ
)
やを帰す。鞄は夕暮の持ちになる。
蜜柑山散策
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
“婢”を含む語句
下婢
婢女
奴婢
小婢
老婢
侍婢
婢奴
僕婢
楼婢
婢僕
婢妾
御伽婢子
婢共
伽婢子
家婢
少婢
樓婢
雑婢
旧婢
從婢
...