“婢共”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんなども75.0%
をんなども25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄関に関所があって、婢共おんなどもが控えて心得た受取り方で、いちいちこれを保管してからでないと、各室の席には通されない。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこの暖簾先のれんさきに住の江の婢共おんなどもが、只打ちうろたえながらまごまごしているのを見つけると、叱るように言いました。
母屋おもやの一部には相違ありませんが、南向の一番端つこの六疊がお咲の部屋で、その手前が妹のお駒の部屋、それから婢共をんなどもの部屋、この三つの部屋が境の戸で仕切られて