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婢共
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おんなども
ふりがな文庫
“
婢共
(
おんなども
)” の例文
玄関に関所があって、
婢共
(
おんなども
)
が控えて心得た受取り方で、いちいちこれを保管してからでないと、各室の席には通されない。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そこの
暖簾先
(
のれんさき
)
に住の江の
婢共
(
おんなども
)
が、只打ちうろたえながらまごまごしているのを見つけると、叱るように言いました。
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
そのうめ合せにはこれまで秋元の
婢共
(
おんなども
)
は、貞之進の物数を言わぬことを、気心が知れぬと内実
忌
(
い
)
んで居たが、その頃から単に
温和
(
おとなし
)
い方と言改めて、羽織の
襟
(
えり
)
の返らないのを
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
共
常用漢字
小4
部首:⼋
6画
“婢”で始まる語句
婢
婢女
婢僕
婢奴
婢妾
婢衆
婢中
婢使
婢頭
婢子