“婢子”の読み方と例文
読み方割合
めやつこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岡の蔭から、恐る/\頭をさし出して問うた一人の婢子めやつこは、あるべからざる事を見た様に、自分自身を咎めるやうな声をかけた。女の身として、此岡へ上る事は出来なかつたのである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)