“娘(こども)” の例文
娘(こども)といつてわるければ、優しい姪がいつてくれるやうな、ポタ/\した、滋味のしたたるやうな嬉しさだ。
四人の兵隊 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
海岸に近い静かな二葉町に家を構えてからは遊んでいても何んだからと娘(こども)たちへ長唄を教えていたが、どうせ退屈しのぎの仕事だったから本気で弟子をとるということをせず
父 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
「そうか、娘(こども)が出歩行(である)くようじゃ、大した御容態でもなしさ。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)