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娘子
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むすめっこ
ふりがな文庫
“
娘子
(
むすめっこ
)” の例文
人の物を毀して無闇に打ってかゝる
処
(
どころ
)
じゃアない……何しても
娘子
(
むすめっこ
)
怪我が無くって宜かった、丈助長持は其処へ捨て放しにして置いて宜しい
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
上出来でないと思うなら、まず世間の
娘子
(
むすめっこ
)
を御覧なさい。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
娘子
(
むすめっこ
)
さんは器量は
宜
(
い
)
いかえ、フウン、親だから
好
(
よ
)
く見えるだろうが、
七歳
(
なゝつ
)
とはいいながら、
勾引
(
かどわかし
)
と云うものがあるから、見ず知らずの子を
可愛
(
かあい
)
がるのは
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
角「今此の
娘子
(
むすめっこ
)
が身い投げようとして、留めても
肯
(
き
)
かねえから
此処
(
こけ
)
え来て手伝って
押
(
おせ
)
えてくれ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
孝行を尽して優しくする処は
娘子
(
むすめっこ
)
の岡惚れをするような美男でございますが、
怒
(
いか
)
ると鬼をも
挫
(
ひし
)
ぐという剛勇で、
突然
(
いきなり
)
まかなの國藏の胸ぐらをとりまして奥の小間に引摺り込み
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
角「おい
娘子
(
むすめっこ
)
、お
前
(
めえ
)
此の
溝
(
どぶ
)
へ飛込むのか、身投じゃねえか、何だか様子は知んねえが、男がお
前
(
めえ
)
の荷物を攫って逃げ、それに大そう
打
(
ぶ
)
たれた様子だが、一体何ういう訳でがんす」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“娘子”の意味
《名詞》
娘。少女。
婦女。
他人の妻。
(出典:Wiktionary)
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“娘子”で始まる語句
娘子軍
娘子供
娘子様