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娘子
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じょうし
ふりがな文庫
“
娘子
(
じょうし
)” の例文
一方に、海外の殖民地を見て来た人なぞには、よく日本の
娘子
(
じょうし
)
軍の威力を
賞
(
ほ
)
め
千切
(
ちぎ
)
る人がある。
東京人の堕落時代
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
思わぬこの
娘子
(
じょうし
)
軍の出現にいきなり前方を
塞
(
せ
)
かれて、たじたじとなるとガソリンの爆音のみ、いたずらに我が天心へ反響さして、さて停ると、ますます
燥
(
はしゃ
)
いで、浮かれて
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
「
娘子
(
じょうし
)
久しく待つ、何ぞ
一向
(
いっこう
)
薄情
是
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
くなる」と、云って遂に喬生と
倶
(
とも
)
に
西廊
(
せいろう
)
へ入って暗室の中へ往くと、
彼
(
か
)
の女が坐っていて喬生をせめ、その手を握って柩の前へ往くと
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
娘子
(
じょうし
)
軍をひきつれて若紫は、
陥
(
お
)
ちたばかりの町へすぐさま乗りこんで行ったのだ。その若紫に会ったのは、俺がピーを買いに行ったからだが、そこんところをちょっと言うと——。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
陸海軍一致したら、
娘子
(
じょうし
)
軍百万ありといえども恐るるに足らずだ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
その板橋店には三
娘子
(
じょうし
)
という宿屋があった。
蕎麦餅
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「
板橋
(
はんきょう
)
の三
娘子
(
じょうし
)
が驢馬になってるぞ」
蕎麦餅
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“娘子”の意味
《名詞》
娘。少女。
婦女。
他人の妻。
(出典:Wiktionary)
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“娘子”で始まる語句
娘子軍
娘子供
娘子様