威能ちから)” の例文
諸〻の尊く造られし物、永遠とこしへ威能ちから(これを目的めあてとしてかゝるのりは立てられき)の跡をこの中に見る 一〇六—一〇八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ベアトリーチェは容貌かたちを變へき、思ふに比類たぐひなき威能ちからなやみ給ひし時にも、天かく暗くなりしなるべし 三四—三六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あやしむなかれ、信ぜよ、天より來る威能ちからによらで彼この壁にぢんとするにあらざるを。 九七—九九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
この二を造れる威能ちからは、凡そ人たる者の受くるをうるかぎりの光をこと/″\そゝぎ入れたるなりと 四三—四五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)