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女婿
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むすめむこ
ふりがな文庫
“
女婿
(
むすめむこ
)” の例文
悪庄屋
(
あくしょうや
)
の方に毛家の
女婿
(
むすめむこ
)
がいたのは運の尽きであったようだが、ここには
解
(
かい
)
兄弟の遠縁のひとりが牢番としていたのである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのときの口ぶりでは、ともえとの縁組には初めから反対で、城代家老の
女婿
(
むすめむこ
)
になるなどとはつまらぬやつだ、ともらしたそうであった。正四郎はそれを聞いて
唸
(
うな
)
った。
その木戸を通って
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
自
(
みずか
)
ら進んで母に旅費を
用立
(
ようだ
)
った
女婿
(
むすめむこ
)
は、一歩
退
(
しり
)
ぞかなければならなかった。彼は比較的遠い距離に立って細君の父を眺めた。しかし彼の眼に漂よう色は冷淡でも
無頓着
(
むとんじゃく
)
でもなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一切は奉行
名代
(
みょうだい
)
の第一
与力
(
よりき
)
、
王正
(
おうせい
)
という者が係となって処置された。ところがこの王正は毛家の
女婿
(
むすめむこ
)
にあたる者。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“女婿”の意味
《名詞》
女婿(ジョセイ、希:むすめむこ)
娘の夫、婿、義理の息子。
(出典:Wiktionary)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
婿
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形