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奥坐舗
ふりがな文庫
“奥坐舗”の読み方と例文
読み方
割合
おくざしき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくざしき
(逆引き)
気むずかしい苦り切ッた
怖
(
おそ
)
ろしい顔色をして
奥坐舗
(
おくざしき
)
の障子を開けると……お勢がいるお勢が……今まで残念口惜しいと
而已
(
のみ
)
一途に思詰めていた事ゆえ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
些
(
すこ
)
し
躊躇
(
ためら
)
ッていて、「チョッ言ッてしまおう」と
独言
(
ひとりごと
)
を言いながら、
急足
(
あしばや
)
に二階を降りて
奥坐舗
(
おくざしき
)
へ立入る。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
何心なく文三が
格子戸
(
こうしど
)
を開けて
裏
(
うち
)
へ這入ると、
奥坐舗
(
おくざしき
)
の方でワッワッと云う高笑いの声がする。耳を
聳
(
そばだ
)
てて
能
(
よ
)
く聞けば、昇の声もその
中
(
うち
)
に聞える……まだ居ると見える。文三は覚えず立止ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
奥坐舗(おくざしき)の例文をもっと
(1作品)
見る
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
舗
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
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