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太閤記
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たいかふき
ふりがな文庫
“
太閤記
(
たいかふき
)” の例文
けれども、
北陸線
(
ほくりくせん
)
の
通
(
つう
)
じなかつた
時分
(
じぶん
)
、
舊道
(
きうだう
)
は
平家物語
(
へいけものがたり
)
、
太平記
(
たいへいき
)
、
太閤記
(
たいかふき
)
に
至
(
いた
)
るまで、
名
(
な
)
だたる
荒地山
(
あらちやま
)
、
歸
(
かへる
)
、
虎杖坂
(
いたどりざか
)
、
中河内
(
なかのかはち
)
、
燧
(
ひうち
)
ヶ
嶽
(
たけ
)
。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
梅幸と云ひますのは、当時、丸の内の帝国劇場の座附俳優で、唯今、
太閤記
(
たいかふき
)
十段目の
操
(
みさを
)
を勤めて居る役者です。
手巾
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
熟柿
(
じゆくし
)
を食べてしまふと、すぐに読みさしの
太閤記
(
たいかふき
)
をひらき、お母さんは縫物をはじめた。それから後のことは、おぼえてゐない。もう二十年余りも昔のことだから。
お母さんの思ひ出
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
背戸の
丸木川
(
まるきがは
)
の水も、氷りつめて、しん/\と寒さが身にしみるやうだ。お母さんは縫物をしてゐる。私は
太閤記
(
たいかふき
)
かなんぞ読みふけつてゐる。二人とも黙りこくつて、大分夜も更けた
頃
(
ころ
)
だつた。
お母さんの思ひ出
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
“太閤記”の解説
太閤記
『太閤記』(たいこうき)は、豊臣秀吉の伝記に用いられる題名。太閤は摂政・関白経験者で、その子が同様に摂関となった者が称する号であるが、ここでは秀吉を指す。秀吉の伝記・一代記の総称として用いられるが、小瀬甫庵の著作である『太閤記』を指すこともある。秀吉を中心とした人物を描いた戯曲作品は特に太閤記物という。
(出典:Wikipedia)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
閤
漢検準1級
部首:⾨
14画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“太閤”で始まる語句
太閤
太閤様
太閤丸
太閤張
太閤殿下
太閤秀吉
太閤樣
太閤道
太閤軍記朝鮮巻