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天与
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てんよ
ふりがな文庫
“
天与
(
てんよ
)” の例文
王倫主座としては、あきらかに、あなた方を、ていよく追っ払うつもりでいますが、せっかくな
天与
(
てんよ
)
の
邂逅
(
かいこう
)
、なんとも、拙者にはお別れしにくい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
よしんば取締りを行うにしても、よろしく研究の上、この
天与
(
てんよ
)
の美味を生かすように配慮願いたいものである。
河豚は毒魚か
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
これこそ全く
天与
(
てんよ
)
のもので、いかに努力しても及ばぬ恐ろしいものがあるような気がしているのだ。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
また或は各地の固有に
有余
(
ゆうよ
)
不足
(
ふそく
)
あらんには互にこれを
交易
(
こうえき
)
するも
可
(
か
)
なり。すなわち
天与
(
てんよ
)
の
恩恵
(
おんけい
)
にして、
耕
(
たがや
)
して食い、製造して用い、
交易
(
こうえき
)
して便利を達す。人生の
所望
(
しょもう
)
この外にあるべからず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
尊ぶとかいう。せっかくの、この
天与
(
てんよ
)
の好機を、むなしく、手をこまぬいて、見ておるのは、いかがと存ぜられる。——ぜひ、信雄には、追い撃ちを
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“天与”の意味
《名詞》
天から付与されるもの。
(出典:Wiktionary)
“天与(天興(黎朝))”の解説
天興(てんこう)は、ベトナム後黎朝の前廃帝厲徳侯が使用した元号。1459年旧10月7日 - 1460年旧6月7日。『明史』は天与(天與)に作る。
なお、日本の「大正」改元の際、最終候補に残っていたのも天興であった。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺