大隊だいたい)” の例文
よる大分だいぶんけてゐた。「遼陽城頭れうやうじやうとうけて‥‥」と、さつきまで先登せんとうの一大隊だいたいはうきこえてゐた軍歌ぐんかこゑももう途絶とだえてしまつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
この山を越えて進みし大隊だいたいが演習やめて一夜ひとよ湯浴みす
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)