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大杉
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おおすぎ
ふりがな文庫
“
大杉
(
おおすぎ
)” の例文
と
真先
(
まっさき
)
に入ったのは、クラブの事務長の
大杉
(
おおすぎ
)
だった。しかし内部からはウンともスンとも返事がなかった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大杉
(
おおすぎ
)
とは親友という関係じゃない。が、最後の一と月を同じ番地で暮したのは何かの因縁であろう。大杉が初めて来たのは赤旗事件の監房生活から出獄して間もなくだった。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
常陸
(
ひたち
)
の国、
河内郡
(
こうちごおり
)
、
阿波
(
あんば
)
村の
大杉
(
おおすぎ
)
明神の近くに、恐しい妖魔が住んでいるので有った。それに竜次郎は捕って、水鳥が霞網に
搦
(
からま
)
ったも同然、
如何
(
いかん
)
とも仕難くなったのであった。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
然
(
さ
)
れば、
虚空
(
こくう
)
を通り
掛
(
がか
)
りぢや。——
御坊
(
ごぼう
)
によう似たものが、不思議な
振舞
(
ふるまい
)
をするに
依
(
よ
)
つて、
大杉
(
おおすぎ
)
に足を
踏留
(
ふみと
)
めて、
葉越
(
はごし
)
に試みに声を掛けたが、疑ひもない御坊と
視
(
み
)
て、
拙道
(
せつどう
)
、
胆
(
きも
)
を
冷
(
ひや
)
したぞ。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
“大杉”で始まる語句
大杉栄