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大和心
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やまとごころ
ふりがな文庫
“
大和心
(
やまとごころ
)” の例文
大和心
(
やまとごころ
)
にそれを
譬
(
たと
)
えた和歌は子供ですら知っている。画家はまたどんなにそれを画題として好んだであろう。模様にも広く取り容れられた。
樺細工の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
沖縄人は
大和心
(
やまとごころ
)
になってしまったのであります、これまでは薩州と琉球との関係は経済的、政治的でありましたが、ここに至って一歩進んで精神的となりました。
琉球史の趨勢
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
茶事の物語にことよせて
大和心
(
やまとごころ
)
のやさしい動きをイギリス文字に写し試みたのが、察するに
茶の本:01 はしがき
(新字新仮名)
/
岡倉由三郎
(著)
「さて、どういうてよいか。……
大和心
(
やまとごころ
)
と申さばややそれに似かよう気もする。もっと小さくいうならば、剛に対する柔、殺に対する愛、刹那に対する悠久、動に対する静」
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
杜陵
(
とりやう
)
を北へ僅かに五里のこの里、人は一日の間に往復致し候へど、春の歩みは年々一週が程を要し候。御地は早や南の枝に
大和心
(
やまとごころ
)
綻
(
ほこ
)
ろび初め候ふの由、満城
桜雲
(
あううん
)
の日も近かるべくと羨やみ上げ候。
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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敷島
(
しきしま
)
の
大和心
(
やまとごころ
)
を人問はば朝日に匂ふ山桜花
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
“大和心(
大和魂
)”の解説
大和魂(やまとだましい)、あるいは大和心(やまとごころ)は、外国と比して日本流であると考えられる精神や知恵・才覚などを指す用語・概念。大和心。和魂。儒教や仏教などが入ってくる以前からの、日本人の本来的なものの考え方や見方を支えている精神である。儒学や老荘思想に基づく「漢才(からざえ)」に対比して使われ、江戸後期からは日本民族特有の「正直で自由な心」の意味にもなった。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“大和”で始まる語句
大和
大和魂
大和守
大和国
大和尚
大和屋
大和路
大和絵
大和島根
大和田