夜深よぶか)” の例文
仕掛けて、夜深よぶかに鳴かせて夢まさせて追い出し、色々つらく当りぬるその報いいかばかり、今のがれてのありがたさよ云々
お蘭が送り出そうと思って居るうち、ぱったり襖を閉切たてきって、出たかと思って考えるに表の門の開いた様子もないし、夫のそとへ出たのも怪しく、夜深よぶかに私の顔を見て直ぐに出てお仕舞い遊ばしたのは
ナチスは書をきにけりかはづ聽くこの夜深よぶかにしひびかふものあり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ナチスは書をきにけりかはづ聴くこの夜深よぶかにしひびかふものあり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)