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多町
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たちょう
ふりがな文庫
“
多町
(
たちょう
)” の例文
律詩の後半を
仔細
(
しさい
)
に
味
(
あじわ
)
えば、お玉ヶ池の神田川に臨んで
多町
(
たちょう
)
の青物市場に近く、また豊島町の酒問屋にも遠からざる近隣の景況がおのずから目に浮ぶ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この
閨秀
(
けいしゅう
)
の傑作が
綴
(
つづ
)
りだされようと誰が知ろう、それよりもまた、その文豪が、朝は風呂敷包みを背負って、自ら
多町
(
たちょう
)
の問屋まで駄菓子を買出しにゆき、
蝋燭
(
ろうそく
)
を仕入れ
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
多町
(
たちょう
)
の辻から駕籠に乗り、
六阿弥陀
(
ろくあみだ
)
の通りを北へ一町、杉の生垣を廻した萩寺の前へ出た。
平賀源内捕物帳:萩寺の女
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
河岸の連中のいまゝでより一層肩を入れるようになったのは勿論
延
(
ひ
)
いて
大根河岸
(
だいこがし
)
だの
多町
(
たちょう
)
だの、およそ由良を贔負にするそうしたさかり場からとも/″\幕だの
幟
(
のぼり
)
だのがかれへまで来るようになり
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
“多町(神田多町)”の解説
神田多町(かんだたちょう)は、東京都千代田区の地名。現行行政地名としては、神田多町二丁目のみが存在する。住居表示未実施地域。郵便番号は101-0046。
(出典:Wikipedia)
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“多”で始まる語句
多
多寡
多勢
多少
多分
多忙
多人数
多數
多時
多日