“外城”の読み方と例文
読み方割合
そとじろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここをければ、八ごうさく、三のとりで、すべての外城そとじろかくへはむろん、ふもとへでもどこへでも自由に通りぬけることができる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——この山城やまじろは三だんぐるわおくとりでのものは毒水どくみずをのんでたおれたにしろ、まだ八ごう外城そとじろのものは、無事ぶじでなにも知らずにいるかも知れない」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七月十五日から、総攻撃は開始され、猛烈な砲撃のもとに、忽ち、外城そとじろを破り、敵の水の手を破潰はかいすることに成功した。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)